セカンドステージ 第二の人生です。

 リスペクト(尊敬)されるような、電気管理技術者でありたいですね!

試験機材どう揃えるのがベスト?

継電器試験装置・絶縁耐力試験装置・ポータブル発電機は、電気管理技術者として最低限必要な機材で、どれも高価です。

試験の達人になるベストな選択は、個人によって様々ですが、購入する前に使い勝手の良さを知りたですよね!

私のお勧めを紹介しますが、メーカーのカタログをじっくりと眺めて迷うのも楽しいものです。

  第二の人生、新たな目標に向かって

レッツゴー! ですが、

慌てて購入せず、少し経験してからでも遅くないと思います。

個人的な意見が多々含まれています、御自身での判断材料の一部として下さい。いやこっちの方がいい!と思うあなたは、もうベテランです。

はてなの画像


 

1.DGR試験器

★★★★★

位相特性試験装置DGR-3050CVK(5A)

地絡過電圧OVGR・地絡GR・地絡方向DGR・逆電力RPR・短絡方向DSR
※UPRは改造することで対応出来ます。

系統連系用継電器も、周波数以外は試験が出来て、軽量で持ち運びにも便利な、とても良い重宝する試験器です。試験の達人として、かっこよく使える、お勧め試験機です。これを持っていると「出来るな!」と思われるかも!

ちなみに私は、ムサシのGCR-miniVSで

大変満足しています。

DGR試験器の画像


 

2.多機能型試験機

双興電機 BCT-25K

多機能型試験機
耐圧試験用トランス

多機能で自動試験機能があり操作性は抜群、他に類を見ないスマートな試験器。

ムサシインテック  IPR-2000

多機能型試験機

多くの管理技術者が使用してきた、基本の試験器です。多機能で耐久性もあり

長年の信頼があります。

G TRIP リレー試験専用衝撃検出センサGトリップ 

VCBの連動試験が安全に行え、試験時間がかなり早くなります。

どの試験器でも対応する便利なセンサーです。

電池が切れても反応しますよ!

Gトリップ


 

3.携帯型発電機

★★★★★

新発売 ヤマハインバーター発電機EF1800is

コンパクトで、一人でも二人でも持ち運べます。容量もあり、騒音も気になりません。ブースト機能も追加され、高出力も短時間ですが可能です。

階段や移動は、二人で運ぶ方が楽ですよ!しかも、これ1台で高出力瞬時試験が容易に出来るようになったかも?

容量が欲しい場合は、2台で並列運転する事も出来ます。別売の並列運転用コードが必要です。

プロ仕様で、新しく購入するならこれです!

ヤマハ携帯用発電機

エンジンオイルの交換は定期的に

マフラーワイヤーネットの清掃は

こまめにしましょう!


延長用コードリールについて

漏電遮断器内蔵のタイプで、30mが重くもなく使いやすい。

コードリールは、巻いたままで使用しない!加熱で劣化します。


 

4.短絡アース線

★★★★★

高圧点検時、点検者の安全を確保する

アースフックは、頻繁に使用します。

安全性はもとより、耐久性も必要で、

さらに操作性も求められます。

双興電機さんの短絡アース線は、最も

使いやすく耐久性に優れています。

また、収納袋が「接地中」の看板とし

標示に使用できます。

これは、すぐに必要です、緊急対応に

必要で、真っ先に購入して下さい。

 

 

短絡アース線


 

5.リークホン LH-100

★★★★★

超音波式放電探知機、高圧機器の絶縁

不良個所を活線状態で発見できる。

実際に、高圧ケーブルZCT部分の絶縁不良を検出したことがあります。

高圧リークは、人の耳では感知出来ませんが、確実に検出するリークホンは

電気管理技術者の頼もしい相棒になるはずです。

リークホン


 

6.絶縁抵抗計

★★★★★

絶縁抵抗計は、いろいろなメーカーが、沢山の種類を出しています。

スピーディーな測定は、アナログ式が適しています。

125V.250V.500V.1000V高圧まで測定できる4レンジと

100V・250Vの2レンジの2台を揃えると、効率よく対応が可能です。

低圧を125Vと100Vにした理由は、100Vで絶縁測定するような機器や場合もあります。

太陽光発電PV用のメガテスターもあります。

 

測定コードが痛みますので、耐久性は必要です。軽量で操作性など考えると、個人的には、KYORITSUさんHIOKIさんがお勧めです。他にも、SANWAさんや、YOKOGAWAさんなど、いろいろ出されています。

 

購入するときは、種類が多いので、製品の仕様や型名に間違いがないよう、しっかりと確認します。また、先輩のアドバイスも受けて下さい。

メガテスター
PV用メガテスター


 

7.接地抵抗計

接地抵抗計は、3点電極・2点電極法による測定を基本とします。

測定する場所の土壌状態の影響を受け、測定距離なども極端に短い場合は、正確に測定出来ません。

特に、測定値が悪く判定基準で良否を判断するときは、何回も確認してからにしましょう!

測定器の不具合だったり、別の要因だったりする場合があります。

 

アナログ接地抵抗計(3点電極・2点電極法)

接地抵抗計

クランプ式接地抵抗計MET-2は、

活線での測定が可能で、特に、

無停電点検では、必需品です。

旧タイプのNiCdバッテリーは、すぐに充電不良になったりして不評でしたが、現在は無いようです。

高周波などの影響受けますので、測定値には気を付けましょう。

  クランプ式接地抵抗計 MET-2

MET-2